×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

  VLBI基準点

国土地理院本院に近づくと、まっすぐ上空を向いてる大きなパラボラが見えてきます。その足もとに、右のような金属標があります。

VLBI(Very Long Baseline Interferometry:超長基線電波干渉計)といわれる測量施設です。筑波には、平成10年に設置されました。

VLBIとは、天文学的に非常に遠くにある星(準星)からの電波を、2箇所以上で同時に受信して時間差を精密に計測することで、精度の高い位置情報を得る観測機器です。発信源の星は非常に遠くにあるため、地上からは同一平面上にあるとみなされます・・・ 詳しい原理は下のリンクを参照して下さい。

VLBI観測点は全国に5箇所(つくば・北海道新十津川・茨城県鹿島・鹿児島県姶良・父島)ありますが、鹿島以外の4カ所にはこのような金属標が設置されています。

2002年4月より、測量座標系は世界測地系(JSD2000)となりました。東京・麻布にある日本経緯度原点からの原方位角は、このVLBI観測点の十字中心となっています。明治初期に設定された「千葉県鹿野山一等三角点」の伝統がここに引き継がれているのでした。

VLBIについて(地理院HP)

http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/vlbi/main.html

日本経緯度原点(公共測量手続き集より)

http://psgsv.gsi.go.jp/koukyou/tetuzuki/tetu200.htm

下記リンクでは各所の観測成果が閲覧できます

http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/vlbi/java/graph_d.html

 

2000年9月撮影   長町常正氏

 

                            方位標へ国土地理院の基準点(三角点以外)トップページへ戻る