明治11年、内務省は大三角測量に先立ち必要な全長約10kmの基線を現在の栃木県大田原市に設置しました。その後、長らく忘れ去られていましたが、近年国土地理院と地元の尽力により発掘され、文化財に指定、保存されることになりました。 くわしいいきさつは、地図ニュース2000年4月号などで読むことができます。(手抜きですみません) 発掘されたとき、測点として重要な標石上部の標識が、すでに削り取られて亡失していたとのことです。 右側の白い標柱は、三等三角点南区。 |
2001年9月4日 撮影 池澤 重幸氏 |