大阪イチビリ旅行記(2000年1月14〜16日)

 20世紀最後の年の、最初の山?登り。
 大阪には日本一低い一等三角点があると聞き、近くに地図上日本一低い山もあるのでこの際、両方を極めることにしました。

 
蘇鉄山

地理院の地図には「蘇鉄山」ではなく「大浜公園」で記載され、園内に三角点があります。 堺到着は10時半頃。駅を出たら海岸沿いの大通りに向かうと、交差点などに大きく「大浜公園」と看板が あるのでそれに従います。 大浜公園に着いたら、猿山の方へ行かず左側へ回り込むと早く三角点にたどり着きます。 三角点の説明には、1879年に築山として築かれ、三角点設置は昭和14年(御陰山から移設)。当時は大阪天守閣が 見えたそうですが・・・今でも松や蘇鉄の間から、大阪湾をめぐる高速道や大阪市内の高層ビル街などが見えます。
日本一低い1等三角点(標高6.8m)蘇鉄山

天保山

堺駅から大阪に戻り、桜島線で終点・桜島駅へ。

桜島駅から渡し船に乗り、今度は日本一低い「山」をめざします。

国土地理院発行地図上、日本一低い山(標高4.5m)天保山

山より高い観覧車からは、六甲連山や淡路島、四国が望めますが あいにくの曇天でいい写真が撮れませんでした。

天保山から地下鉄大阪港駅へ向かって約5分、橋本薬店にて登頂証明書を発行してくれます(無料)。 おみやげに、通行証なども売っています。 今年になってから、早くも452人め。年間1000人以上、多い日で20人が全国から来るそうです。