両毛線岩舟駅で下車。駅前から、「関東ふれあいの道」標識に従い馬不入山を めざします。しかし、地図では手前の岩舟山にも三角点があるようですので、山頂がお寺になった岩舟山に裏参道から
登りました。予想外に時間がかかったので三角点はみつけませんでしたが、古いお寺をめぐってから車道を歩き、 馬不入山へ雑木林を登ります。
馬不入山の狭い山頂にも三角点がありました。四隅が欠けてしまっています。
さらに急坂を登って、晃石山へ。鳥居をくぐって少しで山頂です。ここには、 かつて戦前、内務省地理局の設置した「原三角点」があったとのことですが、現在はその位置にやはり戦前
陸軍が設置した一等三角点がひっそりとおかれています。休日はさぞ大にぎわいでしょう。しかし平日でしたので 静かな山頂で、私とカケス、ヒヨドリしかいませんでした。
さらに東へ縦走し、初詣のため煤払いに余念のない大平山神社の境内に出ます。ここからは、
車でも来られる観光地化された道をしばらく歩きます。
途中、三角点点名「大平山」にヤブコギして立ち寄りました。
あとは日の傾きかけた参道を、大平下駅まで
のんびり歩くだけです。あちこち寄り道しても4時間くらいでしたが、変化に富んだ楽しいハイキングでした。
撮影 1998年12月13日